苦難、忍耐、練達、希望
主の御名を賛美します
明日は、駒込チャペルに於いて教会の今後に歩みについての説明会
が行われます。教会員は、できれば全員参加でお願いしたいです。
私が赴任して以来、今年で9年目を迎えています。赴任した時より
感じていました東京平和教会についての考えを纏めまして明日、
報告するとともに今後の歩みについての話し合いの時を持とうと
考えています。
早稲田と駒込の2つの場所での礼拝、教会がサテライトという考え
方で2つの場所で、礼拝が行われていますがはたしてそれで、一つの
教会という事ができるのかどうか。
同盟の他の教会で同じような考え方で礼拝が行われたケースがあるのか。
そういったことも含めまして、明日、皆様と共に考えたいと思います。
よく神学校では、他の教会に移ったとしても1年間は様子を見て、
あまり口出しすることなく、よく考えて、数年たってから問題だと感じ
ていることを話し合ったらどうですかと言われました。
このことは、とても大切だと感じています。他の教会に僕者が移ったからと
言って、すぐに、人間関係を築けるわけではなく、どういった状況で、
新しい牧者を招くかにもよって、違ってくると思います。
新しい牧者を期待して、待ちに待って教会員全員で迎えるのと招聘委員会
だけで、招くのと、また、前任者の思いだけで迎えるのとでは、その後の
働きに大きく影響してくると思います。
聖書には、「苦難は忍耐を、忍耐は練達を練達は希望を生む」ローマ5:3
と書かれていますがこのみ言葉は、素晴らしいなと今回改めて感じました。
イエス様のみ言葉を宣べ伝える者たち、いや、キリストの弟子たちは、全て
苦しみを受けると聖書には書かれていますし、この日本で、キリスト教を本
当の意味で伝えるには、苦しみが伴なう事でしょう。
しかし、忍耐して行うときに、仲間が与えられ、そして、仲間とともに話し
祈るときに、希望が与えられるのです。それは、人間的な希望ではなくて、
神様がともにいて下さり、解決して下さるであろう希望です。
全ての教会には、課題と問題があることでしょう。もしかすると、牧者や信徒も
嫌になって逃げたくなる時もあるかもしれません。
しかし、聖書には、不可能なことが書かれているのではなく、確かな真理が書かれて
いるとするのなら恐れず、信じて歩みたいものです。
互いに相手を優れた者と思いつつ、人間の思いではなく、神様の御心が行
われるように祈りつつ、明日の話し合いの時に臨みたいものです。
大矢直人